洗顔で、肌が変わる

「朝は洗顔した方が良い？」「ダブル洗顔は肌に良くないのでは？」と疑問に思う方は少なくありません。肌に刺激を与えないように泡で洗う洗顔方法が定着した一方、ほとんどのお客様が「洗い過ぎ」による肌乾燥を心配されています。

本来、肌には外界から体を守る皮膚のバリア機能が備わっています。肌表面の角層がしっかりと機能していることで、水分と油分のバランスが保たれ、健やかな肌をキープできます。角層は以下の3つの構造から成り立っています。

・天然保湿因子（NMF）：角層細胞内にあり、水分を保持する
・角質細胞間脂質：角層に水分を留め、角層細胞同士の隙間を埋める
・皮脂膜：角層表面を皮脂と汗でできた天然の保湿剤で覆い、肌を守る

このように外部刺激から肌を守ることをバリア機能といいます。

しかし、年齢により天然保湿成分（NMF）、細胞間脂質、皮脂膜は減少します。

それによりバリア機能が低下すると水分を保持することが難しくなり、外部刺激に反応しやすくなるため注意が必要です。

その他、バリア機能が低下する原因として空気の乾燥、紫外線によるダメージ、誤ったスキンケア、生活習慣の乱れなどが挙げられます。

乾燥肌の症状は？

洗顔後につっぱった感じがする

肌を触ると、カサカサ、ザラザラした感じがある

肌に赤みやプツプツとして湿疹がある

肌が白い粉をふいているように見える

少しの外部刺激でかゆみを感じる

その他、肌の乾燥は、シワやたるみなど様々なエイジングサインを引き起こす要因にもなってしまいます。

もう「泡」で洗わない。